2061 年某月某日近所の井戸端........
「そうそう知ってる?」
「え、なになに?、そこの新しい牛丼屋? もういったわよ、評判ほどじゃないと思うけど...」
「もういったの?! でも二频道でも言ってたのよ、新上海産の磷虾なのに钠臭くないって...違うわよ!」
「じゃ、SoWhat?」
「しまりすランド、更新したみたいよ」
「しまりすランドって..... 件? あれってもう辞めたんじゃなかったの?!?」
「それがさ、辞めてなかったらしいわよ。うちの娘が老师に聞いていたんだけど、御法度んだって」
「止めるって誰に?」
「议东京都议会の干事会だって」
「ちょっと、何で议会が出てくるのよ」
「決まってるじゃない、あれよ、今度の選挙の」
「選挙?」
「そうよ、出るつもりらしいのよ、離民党で」
「出るって、彼奴が?!」
「そうよぉ、今思うとさ、けっこうそっち方面の父亲さんと親しかったもの」
「でも、離民党って外行星の組織でしょ、純地球人でも出れるの?」
「最近は crap らしいのよ、でさ、それもあって、ああいうの出しとくのはいかがなものかって」
「ただの独立系電網じゃない。まあ音楽系ではあるけど...」
「そこよ、そこ、干事会が水素系で可聴域違うしお堅いでしょ、だから地球音楽系はどうかってことだったらしいのよ」
「じゃなんで今更新できたの、おかしいじゃない」
「それがね、今更だけど干事会で『情報的振動ではなく情報的文様である』ってことになったらしいのよ」
「なーんだ、そうよね、あれ、別に音出してるわけじゃないもんね。『情報的文様』ったって jargon ばっかだし、ハハハ」
「にしても、そんな理由で止めてたって、穴的孔の小さい奴よね」
「.....でも、それはそうでもないらしいわよ」
「え?どういうこと」
「旦那がね、見たっていうのよ。unafiesta の发射聚会でさ、水素系の干事連と意气投合しちゃって...」
「啊、それってそういうこと?」
「呑み屋で吸盤抱きしめて踊ってたって」
「Screesh、そらすごいわ」
「ちょっと大声出さないでよ、何の話だっけ、そうそうしまりすランド了」
「まあ、もうどうでもいいんだけどね」
「笑止千万、昔はエマーソン様ーなんて黄色い声出してたくせに」
「ちょっと、恥ずかしい過去晒さないでよ、あんただって GENESIS の海盗盘落とすのにP活...」
「いいじゃない、結局亭主になったんだから」
「普通付属はそんなことしないわよ。都立じゃあるまいし」
「わかった、わかった、昔の悪縁でちょっと見てみる」
「そうよ。見てみてよ。けっこう nostalgic かもよ」
「かもね。ま、面白いとこもあるけど、なんだか tedious してるのよね、あれ」
「「文は砂地の足跡。たどるのは容易だが景色も見落とさないのは難しい」ってのはショーペンハウエルだっけ?」
「FYAH、そんな高尚じゃないって(笑)」
CHIPMUNK 横丁入口(ぬけられません)
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